村越としや「FUKUSHIMA」ーPhotographsー
2011年10月5日(水)〜 2011年12月10日(土)
水、木、金曜日、10:00am〜16:00pm(10月20日、11月3日・16日・23日は休廊)
※12月10日は写真供養を3時から予定
※拝観はメールでのアポイント制
「FUKUSHIMA」
3.11。それは、人類に懐疑と無力を見せつけた。特に福島原発災害によって翻弄される人類は「思う様にしたい」という無明故の近代物質文明の終焉を見る有様であり、我々は何処へ向かうのかの問いに盲目になってしまった。しかしあらためて問う。縁起無常の真理は変わったか。君は死んでいるか。
ここに福島県須賀川市出身の若きふるさと写真家「村越としや」の震災前後の作品を通して不可視な問題を提示する。(空蓮房)
「故郷には、今まで過ぎていった僕の時間があり、きっとこれから過ぎていく僕の時間ある。
それらが積み重なり、自身(写真)になってゆくと思っていた。
でも震災直後の原発事故で、故郷がなくなるかもしれないと思った。それは僕の過去と未来が無くなることで現在までも無くなって、自分自身が失われてしまうんじゃないかとゆう不安があった。
でも、そんなことをいってられないくらいに状況はよくないことが少しずつわかってきて、福島で生まれ育ったんだから、今の福島を撮る必要があると思った。そして写真を使って少しでも自分の愛すべき場所を助けたい、いつもの故郷に戻るように願うだけじゃなく、まだ何をしたらいいかなんてわからないけど少しでも行動したい。」(村越としや)
村越としや
http://murakoshitoshiya.com/
拝観をご希望の方はメールにて空蓮房までご連絡ください。
(※お名前、希望日、人数をお知らせください)
空蓮房について
平成18年9月11日、長応院境内に建立された瞑想ギャラリーです。
作り手と鑑賞者の緊迫した時空の中に仏教と芸術と現代をつなぐ一点を見いだして頂けたら幸いです。
年間2、3回の企画展を開催。また、因んだイベントも企画します。
法務との兼ね合いから開催期間中、水木金曜日、10時〜16時、メールでのアポイント制となっており、ギャラリー内には狭い故二名しか入る事が出来ませんが、観法によるその宇宙観を感じて頂けると思います。
(会期中、法務の都合上、予約の日時に制限がある場合がございますのでご了承願います。)
空蓮房(長応院)案内
【所在地】
〒111-0051 東京都台東区蔵前4-17-14 長応院内
【交 通】
都営地下鉄 浅草線『蔵前』駅下車A3出口
都営地下鉄 大江戸線『蔵前』駅下車A5出口
都バス 草43 千住倉庫〜浅草橋
都バス 草42 南千住〜東京八重洲口
(草43/東42共に蔵前1丁目、2丁目下車)
塚20 大塚駅〜錦糸町駅前
(寿3丁目、三筋2丁目下車)
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