2012/01/30
モダン東京1930
濱谷浩「モダン東京1930」
3/30金までの午前10時〜午後6時(土・日・祝は5時まで)
東京・銀座7の6の15 ノエビア銀座ギャラリー
1923年に襲った関東大震災の灰燼の中から、「東京」はモダン都市として再生しました。
コンクリートとガラスによる近代的な建築物や、ダンスホールやカフェー、劇場といった新しい風俗が出現し、隆盛を誇ります。 東京が戦争によって再び破壊されるまでの間、1930年代を中心としたモダンな都市風景をとらえた写真展です。
濱谷浩 1915-1999年 東京生まれ
15歳から独学で写真を撮り始め、1937年、フリーの写真家になる。戦後まもなく認められ、ニューヨーク近代美術館で開かれたエドワード・スタイケン監修の写真展「ザ・ファミリー・オブ・マン われら人間家族」に作品が展示される。日本の風土とそこに生きる人々の日常生活をヒューマンな視点から探求し、代表作に『雪国』(毎日新聞社 1956年)、『裏日本』(新潮社 1957年)、『怒りと悲しみの記録』(河出書房新社 1960年)、『濱谷浩写真集成』(岩波書店 1981年)、『学藝諸家』(岩波書店 1983年)などがある。
1960年、アジア初のマグナム・フォトスの寄稿写真家になる。
この年、日米安保条約に反対するデモを、自らも条約締結反対の大衆側に立って捉えた。安保闘争の取材で人間性に幻滅し、それ以後は、世界各地をめぐって自然をテーマとした写真を撮る。1986年、ニューヨークの国際写真美術館(ICP)、1992年、東京都写真美術館などで回顧展開催。
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