イラストレーター 安西水丸
安西水丸 著 / 安西水丸事務所 監修
安西水丸は1970年代より長年にわたり書籍の装丁、雑誌の表紙やポスター、小説やエッセイの執筆、絵本、漫画など、枠にとらわれることのない多様な活動をしながらも、心には「イラストレーターであることへの誇り」を常に持ち続け、ひとつの時代を築いたイラストレーターです。彼の作品は画面の要素をできる限りそぎ落としながらも、柔らかくユーモアに溢れ、ときに優しく、ときに鋭く、みる者を魅了した。本書は4つのchapterで構成し、「小さい頃からずっと絵を描くことが好きだった」と語る氏の幼少期から晩年に至るまでの足跡を辿る。また、公私にわたり親しい間柄だった嵐山光三郎、村上春樹、和田誠、3氏との仕事も紹介。
イラストレーター 安西水丸展
2016年7月10日まで。@美術館「えき」KYOTO
午前10時〜午後8時
休館日:ジェイアール京都伊勢丹に準ずる。展示入替期間。
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
安西水丸|あんざい・みずまる(1942-2014)
東京生まれ。日本大学芸術学部美術学科造形コース卒業。電通、ADAC(ニューヨークのデザインスタジオ)、平凡社でアートディレクターを務めた後、フリーのイラストレーターになる。1985年朝日広告賞、毎日広告賞、1987年日本グラフィック展年間作家優秀賞、1988年キネマ旬報読者賞など受賞多数。小説「アマリリス」、「荒れた海辺」、エッセイ「青山の青空」、「バードの妹」、絵本「がたんごとんがたんごとん」、「ピッキーとポッキー」など著書多数。
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