2012/09/08
2012/09/07
2012/09/06
2012/09/04
SENGAI
せんがい SENGAI
○△□
江戸時代
紙本墨画
28.4×48.1cm
「○」「△」「□」という図形のみを描いたシンプルな図。左端には「扶桑最初禅窟(日本最古の禅寺)」聖福寺のが描いたとする落款を記すのみで、画中に作品解釈の手がかりとなる賛文がなく、禅画の中では最も難解な作品とされる。「○」が象徴する満月のように円満な悟道の境地に至る修行の階梯を図示したとも、この世の存在すべてを三つの図形に代表させ、「大宇宙」を小画面に凝縮させたともいわれ、その解釈には諸説ある。
2012/09/03
2012/09/02
ON THE CIRCLE
「FLYING FRYING PAN」の普後均が放つ新たなる名作。
2010年度伊奈信男賞受賞作。
円形の貯水槽の上を舞台とし、日常的な世界とメタファーの世界とが交差しながら進行する。
無名性と個、生命、陰陽、暴力、光。宇宙的な広がりを孕むモノクロ65点。
ON THE CIRCLE
円形の貯水槽の上に寝て目を閉じる。
宇宙に包まれるという感覚ではなく、宇宙を包み込むという感覚、
そのような一瞬は来るのだろうか。
多分、その時は、生きることの不安からも死の恐怖からも解放されるに違いない。
瞼に柔らかな光を感じながら漠然とそう思う。
円の上で交差する。直線的な時間と円環する時間が。
円の上で融合する。日常と非日常の世界が。
草を揺らす風の音。小鳥のさえずり。銃声。子供の泣き叫ぶ声。水面ではじける水滴の音。
円の上に音があふれる。
母の声は錯覚だったのだろうか。
日が落ちて、ぼくは起き上がり、貯水槽の上に立つ。
仄暗い中、何もない円を見つめる。
普後均
2012/09/01
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