両界曼荼羅
東寺蔵 国宝「伝真言院両界曼荼羅」の世界
石元泰博=著
辻井喬=序文 真鍋俊照=解説
定価:23100 円(本体:22000 円)
平凡社 B4変型判 256頁
生き生きと躍動し、エロスさえ漂わせる極彩色の仏たちが、苦悩と不安にみちた心を智恵と慈悲で照らし、安らぎへと導く。めくるめく曼荼羅の宇宙を活写した豪華愛蔵版。
著者略歴
1921年、サンフランシスコ生まれ。48年、シカゴ・インスティテュート・オブ・デザイン(現・イリノイ工科大学)に入学、写真、デザインを学ぶ。53年に来日、桂離宮の撮影を始める。翌年、桑沢デザイン研究所の講師として招かれ、東京の街の撮影を開始。56年、川又滋と結婚、翌々年から61年までシカゴで生活し、シカゴを撮影した。69年に日本国籍を取得、東京綜合写真専門学校、東京造形大学でも教鞭をとった。その後、長きにわたって桂離宮、伊勢神宮などの伝統建築、イスラムの建築意匠、現代日本の建築のほか、曼荼羅や近江の十一面観音、国東の石仏など仏教美術、街や花など多くの作品を残した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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