2012/11/05
手から、手へ
手から、手へ
詩・池井昌樹
写真・植田正治
企画と構成・山本純司
どんなにやさしいちちははも、
おまえたちとは一緒に行けない。
どこかへやがてはかえるのだから。
詩と写真でつづる、
あなたにとっていちばん大切なもの
―家族のものがたり。
池井 昌樹
1953年香川県生まれ。77年、第一詩集『理科系の路地まで』を刊行。以来十六冊の単行詩集のほか、選詩集『現代詩文庫 池井昌樹詩集』がある。詩集『晴夜』にて藤村記念歴程賞、芸術選奨文部大臣新人賞(97年)を受賞。99年『月下の一群』で現代詩花椿賞、2007年『童子』で詩歌文学館賞、2009年『眠れる旅人』で三好達治賞を受賞した
植田 正治
1913‐2000年。鳥取県生まれ。中学3年生で初めてのカメラを手にして以来写真の道にのめりこみ、一九歳で郷里に写真館を開業。同時にカメラ雑誌の月例応募で入選を繰り返して頭角を現す。近所の砂浜や鳥取砂丘を舞台にした独自の演出写真は、時空を超えた不思議な空間として、現在も世界の人々を魅了し、作品の多くは鳥取県伯耆町にある「植田正治写真美術館」に収蔵されている
山本 純司
1950年東京都生まれ。73年集英社に入社。雑誌りぼんで漫画スクールを担当。さくらももこ、矢沢あい、岡田あ~みん他を世に送り出す。満点ゲットシリーズを企画編集。『ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸』(2007年、日本絵本賞受賞)を企画編集、『ひろしま』(2008年、毎日芸術賞受賞)を企画編集。2011年集英社を定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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