今年も銀座で開催。伊藤文夫 陶展 −鉢の子窯−2016年11月7日(月)〜13日(日)12:00〜19:00[最終日17:00まで]柴田悦子画廊にて。www.shibataetsuko.com/〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-1第3太陽ビル2FTEL & FAX / 03-3563-1660*初日11月7日(月)19:00よりオープニングLIVEがあります(無料)李政美(イ・ヂョンミ)ライブキーボード:竹田裕美子
近くても遠い場所一八五〇年から二〇〇〇年のニッポンへ木下直之 著A5判 336頁定価:本体2,500円+税 晶文社戦前に町の中にあった戦争の英雄・軍人像が戦後は平和を祈る裸体像に変わった。戦後に多く作られた動物園は、いまや財政難で、おいそれと野生のゾウを購入できない。多くの祭りは神輿を担いで盛り上がるが、江戸では仮装行列をして練り歩いた。隣にあってしかるべきだと思っていたものは、常に刻々と変化している。見世物、絵馬堂、美術館、動物園、お城、戦争……著者は見慣れた風景の中に、見落としてきたものを見つけ、新たな意味や価値を発見する。およそ150年の日本社会の変遷を、風景から掘り起こす歴史エッセイ。
はたらくことは、生きること昭和30年前後の高知石田 榮 著働くことは生きること、いっしょうけんめい生きること。戦後まもない高知の鉱山・漁村・農山村で働く人びとのかがやく姿を、鮮やかにとらえたアマチュア写真家の、深い共感のまなざし。石田榮は、特攻隊を送り出す整備兵をへて、敗戦後、海外引揚者から譲り受けたカメラで写真と出会った。働いて日々を生き抜くなかで、休みの日、カメラ片手に日曜日でも体を張って働く一次産業の人びとへ会いに通った。昭和30年前後の5年ほどの間に撮られた写真は、ネガのまま半世紀を超え、人々の笑顔を甦らせる。
片岡義男と小林信彦の本、須賀川市図書館にて。他は菅野ヘッケルさん翻訳のボブ・ディラン自伝と花森安治のデザインと認知症関連の本を。須賀川市図書館の書架庫から建設中の須賀川市役所を望む。
短編を七つ、書いた順片岡義男 著 幻戯書房装幀 / 扉写真 緒方修一私の東京地図小林信彦 著 筑摩書房カバー写真(赤坂・1961) 小林信彦タイトルレタリング 岡澤慶秀(ヨコカク)ブックデザイン 日下潤一+赤波江春奈
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- 作者: 小林 信彦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/01
- メディア: 単行本