装釘考
西野 嘉章
書物の装いに心を砕く。これは世の東西や時代を問わないが、日本近代の出版物ほど変化に富む装釘を実現したケースは珍しい。カラー写真を交え、具体的作品と照応しつつ、活字、和装、背文字といった装釘の各要素を考察する。
装釘考
- 作者: 西野 嘉章
- 出版社/メーカー: 玄風舎
- 発売日: 2000/05
- メディア: 単行本
新版 装釘考
平凡社ライブラリー741
西野 嘉章
近代日本の装釘には、和・漢・洋3通りの形式・技術・素材が並存し、それらの混淆比に応じて書姿も多様に変化した。「活字」「見返し」「外函」「遊び紙」など造本にまつわるテーマのもと、カラー図版120余点とともに、文学・芸術運動や世相を映す「モノ」としての本の歴史を辿る。
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