2012/01/31
東京|天空樹
佐藤信太郎写真集 “東京|天空樹” 発売中
2012年春に開業する新たなシンボル、東京スカイツリー。
2年半の歳月をかけてスカイツリーの成長を記録するとともに、ツリーを媒介にして、新旧のものが混じり合った周辺の有機的な街並み、そして人々の営みを絶妙な距離感と光彩で写し出す。
「非常階段東京」(日本写真協会新人賞受賞作)で、大都市の幻惑的な魅力を見事に表出させた佐藤信太郎が撮り下ろす渾身の作品集。
ここに収められた写真では、一つの風景が複数のショットによって捉えられ、再び一枚につなぎ合わせられることで、すべての細部に焦点があった映像を眼前に表す。風景の細部を捉えたひとつひとつの写真たちは、縫い合わされ、一枚のパンフォーカス画面となってわたしたちの前に現れる。思いがけない場所に現れた塔、そしてそこからうかがい知ることのできない微細な街の表情を見れば、写真家がいかに丹念に歩く人かがわかる。そこでは街が、鳥瞰に対する警句のように光っている。
細馬宏通
東京では江戸からの歴史、大地震の記憶、戦争の記憶など様々な歴史、記憶がその土地に固有の雰囲気を与えている。「非常階段東京」はその特有の雰囲気(ゲニウス・ロキ、地霊)に反応してそれをとらえようとしたものだと言えるが、今回もスカイツリーを介して、東京の歴史性から生まれる固有の雰囲気、地霊のようなものを感じ取り、写真に落とし込んでいった様に思う。戦火を奇跡的に逃れた京島界隈の歴史ある独特の町並みの向こうに最新のスカイツリーが見えると、様々な歴史の層が入り混じる東京の厚みを強く感じる。
スカイツリーは土地の歴史の中に現れ、その場所の記憶に加わることで、これからも東京を歩き、撮り続ける私を刺激してくれるに違いない。
佐藤信太郎
寄稿:細馬宏通
アートディレクション:中島雄太
2012/01/30
モダン東京1930
濱谷浩「モダン東京1930」
3/30金までの午前10時〜午後6時(土・日・祝は5時まで)
東京・銀座7の6の15 ノエビア銀座ギャラリー
1923年に襲った関東大震災の灰燼の中から、「東京」はモダン都市として再生しました。
コンクリートとガラスによる近代的な建築物や、ダンスホールやカフェー、劇場といった新しい風俗が出現し、隆盛を誇ります。 東京が戦争によって再び破壊されるまでの間、1930年代を中心としたモダンな都市風景をとらえた写真展です。
濱谷浩 1915-1999年 東京生まれ
15歳から独学で写真を撮り始め、1937年、フリーの写真家になる。戦後まもなく認められ、ニューヨーク近代美術館で開かれたエドワード・スタイケン監修の写真展「ザ・ファミリー・オブ・マン われら人間家族」に作品が展示される。日本の風土とそこに生きる人々の日常生活をヒューマンな視点から探求し、代表作に『雪国』(毎日新聞社 1956年)、『裏日本』(新潮社 1957年)、『怒りと悲しみの記録』(河出書房新社 1960年)、『濱谷浩写真集成』(岩波書店 1981年)、『学藝諸家』(岩波書店 1983年)などがある。
1960年、アジア初のマグナム・フォトスの寄稿写真家になる。
この年、日米安保条約に反対するデモを、自らも条約締結反対の大衆側に立って捉えた。安保闘争の取材で人間性に幻滅し、それ以後は、世界各地をめぐって自然をテーマとした写真を撮る。1986年、ニューヨークの国際写真美術館(ICP)、1992年、東京都写真美術館などで回顧展開催。
2012/01/29
花森安治のデザイン
花森安治のデザイン
『暮しの手帖』創刊から30年間の手仕事
暮しの手帖社
定価:2,310円 (税込)
B5変型判 並製 184頁/ISBN978-4-7660-0173-0
花森安治生誕100年記念出版
『暮しの手帖』表紙原画全点、書籍装釘原画、
カット、手書き文字など約300点掲載。
すべてが手から作り出された時代を超えたデザイン。
目次
はじめに 花森安治について
Ⅰ 暮しの手帖 表紙原画
Ⅱ 書籍装釘原画
Ⅲ カット・手書き文字
Ⅳ 新聞広告版下
おわりに 暮しの手帖社社主 大橋鎭子
花森安治 関連年譜
掲載目録
2012/01/28
Kisses on the Bottom
Kisses on the Bottom
ポール・マッカートニー
待望のニュー・アルバムは、ポールが愛するスタンダード・ソングをカヴァー。
新曲2曲を含む全14曲収録。
エリック・クラプトン、スティーヴィー・ワンダーがゲスト参加。
プロデュース: トミー・リピューマ
演奏: ダイアナ・クラール
曲目リスト
1. 手紙でも書こう
2. ホーム
3. イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン
4. もう望めない
5. グローリー・オブ・ラヴ
6. ウィ・スリー
7. アクセンチュエイト・ザ・ポジティヴ
8. マイ・ヴァレンタイン
9. オールウェイズ
10. マイ・ヴェリー・グッド・フレンド・ザ・ミルクマン
11. バイ・バイ・ブラックバード
12. ゲット・ユアセルフ・アナザー・フール
13. インチ・ワーム
14. オンリー・アワ・ハーツ
2012/01/27
両界曼荼羅
両界曼荼羅
東寺蔵 国宝「伝真言院両界曼荼羅」の世界
石元泰博=著
辻井喬=序文 真鍋俊照=解説
定価:23100 円(本体:22000 円)
平凡社 B4変型判 256頁
生き生きと躍動し、エロスさえ漂わせる極彩色の仏たちが、苦悩と不安にみちた心を智恵と慈悲で照らし、安らぎへと導く。めくるめく曼荼羅の宇宙を活写した豪華愛蔵版。
著者略歴
1921年、サンフランシスコ生まれ。48年、シカゴ・インスティテュート・オブ・デザイン(現・イリノイ工科大学)に入学、写真、デザインを学ぶ。53年に来日、桂離宮の撮影を始める。翌年、桑沢デザイン研究所の講師として招かれ、東京の街の撮影を開始。56年、川又滋と結婚、翌々年から61年までシカゴで生活し、シカゴを撮影した。69年に日本国籍を取得、東京綜合写真専門学校、東京造形大学でも教鞭をとった。その後、長きにわたって桂離宮、伊勢神宮などの伝統建築、イスラムの建築意匠、現代日本の建築のほか、曼荼羅や近江の十一面観音、国東の石仏など仏教美術、街や花など多くの作品を残した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
2012/01/26
浮世絵vs.世界のエロス
芸術新潮2月号
浮世絵vs.世界のエロス
※本特集ではエロティックな要素の強い作品を多数紹介しており、本ホームページで紹介する誌面にも、一部に性的描写が含まれております。その点をご理解の上、閲覧していただきますようお願い致します。
歌麿・北斎・清長・春信……あまたの偉大なるエロティック・ペインターを擁する日本は、こと春画に関してはダントツの強豪国。もし春画ワールドカップが開催されるなら、優勝候補の筆頭に挙げられるでしょう。さはさりながら世界は広い。性をめぐる観念や表現は、時代により、ところにより、驚くほど多様であるのも確かです。
この特集では、歌麿の傑作『歌満くら』をはじめ、浮世絵春画の名品珍品をたっぷり御覧に入れつつ、世界各地の性表現を探ります。隣国でありながら日本とは全く異なるエロスへのアプローチを見せる中国春画、性的な儀礼のうちに死の国へ旅立った古代ペルーの貴族たち、抑圧と開放の間でオブセッショナルに揺れるヨーロッパ――世界の性表現を知れば、浮世絵春画の特質もまた明らかになるに違いありません。
[右]花笠文京作、歌川国芳画『枕辺深閨梅(ちんぺんしんけいばい)』より。純愛カップルのいい感じのキスシーンかと思いきや、この啓十郎と阿蓮の二人じつは大変なワルなのでして。
天保9年(1838)
色摺半紙本三冊 浦上満氏蔵
[左]愛の女神ウェヌスが、火と鍛冶の神である夫ウルカヌスの目を盗んで、軍神マルスと密通。怒った夫は、目に見えない鎖の網をベッドに仕掛けて、不倫の現場を押さえる――という、オウィディウス『変身譚』などにある逸話を絵画化している。男神たちの修羅場も知らぬげに、あっはんうっふん状態を維持するこのロココ女(神)につける薬はあるのか。
部分 1754年 油彩、カンヴァス 166×85cm
ロンドン、ウォーレス・コレクション蔵
By kind permission of the Trustees of the Wallace Collection, London
浮世絵vs.世界のエロス
※本特集ではエロティックな要素の強い作品を多数紹介しており、本ホームページで紹介する誌面にも、一部に性的描写が含まれております。その点をご理解の上、閲覧していただきますようお願い致します。
歌麿・北斎・清長・春信……あまたの偉大なるエロティック・ペインターを擁する日本は、こと春画に関してはダントツの強豪国。もし春画ワールドカップが開催されるなら、優勝候補の筆頭に挙げられるでしょう。さはさりながら世界は広い。性をめぐる観念や表現は、時代により、ところにより、驚くほど多様であるのも確かです。
この特集では、歌麿の傑作『歌満くら』をはじめ、浮世絵春画の名品珍品をたっぷり御覧に入れつつ、世界各地の性表現を探ります。隣国でありながら日本とは全く異なるエロスへのアプローチを見せる中国春画、性的な儀礼のうちに死の国へ旅立った古代ペルーの貴族たち、抑圧と開放の間でオブセッショナルに揺れるヨーロッパ――世界の性表現を知れば、浮世絵春画の特質もまた明らかになるに違いありません。
[右]花笠文京作、歌川国芳画『枕辺深閨梅(ちんぺんしんけいばい)』より。純愛カップルのいい感じのキスシーンかと思いきや、この啓十郎と阿蓮の二人じつは大変なワルなのでして。
天保9年(1838)
色摺半紙本三冊 浦上満氏蔵
[左]愛の女神ウェヌスが、火と鍛冶の神である夫ウルカヌスの目を盗んで、軍神マルスと密通。怒った夫は、目に見えない鎖の網をベッドに仕掛けて、不倫の現場を押さえる――という、オウィディウス『変身譚』などにある逸話を絵画化している。男神たちの修羅場も知らぬげに、あっはんうっふん状態を維持するこのロココ女(神)につける薬はあるのか。
部分 1754年 油彩、カンヴァス 166×85cm
ロンドン、ウォーレス・コレクション蔵
By kind permission of the Trustees of the Wallace Collection, London
2012/01/25
暮しの手帖が好きだ。
31人の収納カタログと
ニューヨークの自転車ライフ。
こんな特集をする暮しの手帖が好きだ。
暮しの手帖 第4世紀56号
2012年2-3月号
1月25日発売 定価:900円(税込)
最新号 目次
わが家のハンバーグ
嫁入り道具の花ふきん模様集
おいしい手打ちうどん
収納カタログ
チョコレートの手作りお菓子
育児・しつけ100のコツ
ニューヨークの自転車ライフ
新連載 今日の買い物
ごみの正しい分け方、捨て方の知識
新連載 林ことみの手芸教室
新連載 おさいふにゅうす
ニューヨークの自転車ライフ。
こんな特集をする暮しの手帖が好きだ。
暮しの手帖 第4世紀56号
2012年2-3月号
1月25日発売 定価:900円(税込)
最新号 目次
わが家のハンバーグ
嫁入り道具の花ふきん模様集
おいしい手打ちうどん
収納カタログ
チョコレートの手作りお菓子
育児・しつけ100のコツ
ニューヨークの自転車ライフ
新連載 今日の買い物
ごみの正しい分け方、捨て方の知識
新連載 林ことみの手芸教室
新連載 おさいふにゅうす
2012/01/24
印西牧の原駅前の影絵
上野から御徒町経由で岩本町まで。
1本裏道に入っただけで、
ちょっと古い建物に遭遇するのが好きだ。
いつも通っていた場所にあった建物が消えて
その隣りのビルの壁が妙に寂しかったり。
帰りの電車を見事に乗り越して
終点の印西牧の原駅まで行ってしまう。
青砥あたりで座れて寝てしまったのか。
印西牧の原駅前の影絵でサインは
なかなかおもしろい効果あり。
1本裏道に入っただけで、
ちょっと古い建物に遭遇するのが好きだ。
いつも通っていた場所にあった建物が消えて
その隣りのビルの壁が妙に寂しかったり。
帰りの電車を見事に乗り越して
終点の印西牧の原駅まで行ってしまう。
青砥あたりで座れて寝てしまったのか。
印西牧の原駅前の影絵でサインは
なかなかおもしろい効果あり。
2012/01/23
スティーブ・ジョブズの絵本
スティーブ・ジョブズってどんな人?
藤田千枝・文 Nam kyongwan・作
Ahn Heegun・絵
児童書初、スティーブ・ジョブズの絵本が発売!
養子として育ったジョブズの子供時代から、大人になり挫折や成功を味わうまでを描きます。「忘れないで!人と違う考えかたをもつ勇気、そして自分が世界を変えられると信じることを!」
小学校低学年から
ISBN: 978-4-8113-8882-3
汐文社
発売日: 2012年1月
A4変型判・40頁
1,575円(税込)
2012/01/22
泥団子の壁
世間遺産放浪記 俗世間篇
藤田洋三 著
それは、暮らしと風土が生んだ庶民の遺産。建築家なしの名土木から、職人の手技が生んだ造作意匠、無意識過剰な迷建築まで、心に沁みる306遺産をオールカラーで紹介する第2弾。
【目次紹介(抜粋)】
1 失われた土木を求めて
2 そこに壁があるから
3 それは「アート」ではない
4 上を向いて歩こう
5 世界は粉でできている
6 小屋はスロー風土。
7 アルチザン・デコの窓辺
8 炎と土のモダニズム
9 われら世間遺産探偵団
藤田 洋三( ふじた・ようぞう)
1950年大分県生まれ。写真家。
雑誌「左官教室」に「鏝絵通信」を連載。ライフワークとして、全国の土壁、石灰窯、藁塚の撮影と取材を続けている。
著書『近代建築史・ゲニウス・ロキ』(編著、産研出版、1993)、『消え行く左官職人の技・鏝絵』(小学館、1997)、「大分の昆虫」(私家版1994)、『小屋の力』(共著、ワールドフォトプレス、2001)、『鏝絵放浪記』(2001)『藁塚放浪記』(2005)『世間遺産放浪記』(2007、ともに石風社)がある。
2012/01/21
汐留から岩本町まで。
昨日の続き。汐留から岩本町まで。
雨で風が強い日だったけど
歩いて移動して撮影する。
東海東京証券ギャラリーの
「金澤翔子書品展」に立ち寄ると
アンケート用紙を渡される。
まるで無縁な内容だった。
お隣のmujinaさんの会社のビル前も通過。
川村記念美術館も自転車で行きたいな。
雨で風が強い日だったけど
歩いて移動して撮影する。
東海東京証券ギャラリーの
「金澤翔子書品展」に立ち寄ると
アンケート用紙を渡される。
まるで無縁な内容だった。
お隣のmujinaさんの会社のビル前も通過。
川村記念美術館も自転車で行きたいな。
2012/01/20
今和次郎 採集講義
やっと汐留ミュージアムまで行くことができました。
1時間以上じっくりスケッチブックとの対話ができた。
原寸で描いているオリジナルなのでかなり小さく細かい文字。
ほとんどがトレーシングペーパーに描かれている。
その段階できちんと雑誌のようにレイアウトされていて
キャプションも▲矢印を頭に付けて書いている。
画家であり建築家でデザイナー、考現学の創始者。
展示会公式カタログ本
「今和次郎 採集講義」(青幻舎)も
会場特別価格2600円で購入。
1962年(74歳)に日本ユニホームセンター会長に。
名刺も展示してあった。斬新なデザインだなあ。
会場入口で流れている映像。
「ジャンパー先生、時代を歩く」
2012/01/19
布の記憶
布の記憶
江戸から昭和
——受け継がれる用美
森田 直 著/青幻舎/2,940円
人は生まれたその日から布に包まれ、生涯、布とともに暮らします。
海や山の仕事着、祝着、祭着、夜具、風呂敷、草履―
昭和45年から「古民藝もりた」を営み、骨董古美術のあたらしい楽しみ方を提示してきた森田直氏が愛する、「働く布」のコレクション。230点拝見。
◆掲載内容
筒描/型染/絞り/絣/裂織/残糸織/縞文様/子どもの着物/刺子/草木布/接ぎ合せ/BORO/古裂/更紗/足ごしらえ/汗はじき/時代のデザイン/文字布
本書は、美しい古布の写真だけを示しながら、その背後で、森田さんが柳ゆずりの眼を働かせ、柳と同様の美の仕事をしてこられたこと。
故に、日本の民芸の世界に、無くてはならない人だ、ということを、教えてくれるのである。——尾久彰三
日本という国は、ついこのあいだまで、エコでリサイクルで、サステイナブルな国だったことが、裂織ひとつ見ても伺える。
使い古された布は、裂かれて、再び織られ、また違った美しさをたたえて再生されるのだ。——杉本博司
◆プロフィール
森田 直(もりた・ただし)
昭和45年、南青山に「古民藝もりた」を開店。温厚な人柄と造詣の深さで知られ、顧客層も骨董好きからアパレル関係のデザイナー、茶道関係者、芸術家など幅広い。
著書に『木の古民藝』ほか。
編集:永井正子
撮影:高安和実
デザイン:原拓郎
寄稿:尾久彰三/杉本博司/田中雍子/吉岡幸雄
2012/01/18
追いつめられながらも。
追いつめられながらも、
あと数ページの仕上げまでたどり着く。
普通に新聞を読んだり、
雑誌を見たりできないストレスは大きい。
自転車散歩も限られた時間でほんの家の周辺だけ。
戻らなくていいのような散歩に出たい気分。
次の打ち合わせ前に
汐留まで行けそうな予感だ。
本日の走行距離、9.40km。
あと数ページの仕上げまでたどり着く。
普通に新聞を読んだり、
雑誌を見たりできないストレスは大きい。
自転車散歩も限られた時間でほんの家の周辺だけ。
戻らなくていいのような散歩に出たい気分。
次の打ち合わせ前に
汐留まで行けそうな予感だ。
本日の走行距離、9.40km。
2012/01/17
DOMANI・明日展
DOMANI・明日展とは
会期:2012年1月14日(土)〜2012年2月12日(日)
1月21日(土)は国立新美術館開館5周年を記念して入場無料
「DOMANI・明日展」は、文化庁の芸術家在外研修(新進芸術家海外研修)制度により、海外研修を行った作家が成果を発表する展覧会として開催してまいりました。今回は近年研修を終えた8名の若手作家を中心に、それぞれ作品を発表してもらいます。絵画、版画、写真、映像、彫刻など、作家の表現手段やテーマは様々ですが、いずれも現代社会を生きる一人の人間として、真摯に自己や社会に向き合った作品を制作しています。これらの作品は、共に今を生きる私たちに新たな視点をもたらしてくれるものとなるでしょう。また、本年は研修制度発足から45周年の特別企画として、研修制度を経験したベテラン作家53名の新作も展示し、若手からベテランまで日本美術界の現況をご覧いただける内容となっております。
美術界の明日を担う作家たちの多彩な表現が一堂に会する、貴重な機会をぜひお楽しみください。
芸術家在外研修(新進芸術家海外研修)制度とは
文化庁が、若手芸術家を海外に派遣し、その専門とする分野の研修を支援する制度で、1967年(昭和42年)から実施。これまで約2900名を派遣している。美術、音楽、演劇、舞台美術等及び映画、メディア芸術を対象に1年、2年、3年、特別派遣(80日)の各種があり、研修員は、大学などの教育機関や工房における研修、一流アーティストによる個人指導などさまざまな形態で、高度で実践的な研修を行っている。
会期:2012年1月14日(土)〜2012年2月12日(日)
1月21日(土)は国立新美術館開館5周年を記念して入場無料
「DOMANI・明日展」は、文化庁の芸術家在外研修(新進芸術家海外研修)制度により、海外研修を行った作家が成果を発表する展覧会として開催してまいりました。今回は近年研修を終えた8名の若手作家を中心に、それぞれ作品を発表してもらいます。絵画、版画、写真、映像、彫刻など、作家の表現手段やテーマは様々ですが、いずれも現代社会を生きる一人の人間として、真摯に自己や社会に向き合った作品を制作しています。これらの作品は、共に今を生きる私たちに新たな視点をもたらしてくれるものとなるでしょう。また、本年は研修制度発足から45周年の特別企画として、研修制度を経験したベテラン作家53名の新作も展示し、若手からベテランまで日本美術界の現況をご覧いただける内容となっております。
美術界の明日を担う作家たちの多彩な表現が一堂に会する、貴重な機会をぜひお楽しみください。
芸術家在外研修(新進芸術家海外研修)制度とは
文化庁が、若手芸術家を海外に派遣し、その専門とする分野の研修を支援する制度で、1967年(昭和42年)から実施。これまで約2900名を派遣している。美術、音楽、演劇、舞台美術等及び映画、メディア芸術を対象に1年、2年、3年、特別派遣(80日)の各種があり、研修員は、大学などの教育機関や工房における研修、一流アーティストによる個人指導などさまざまな形態で、高度で実践的な研修を行っている。
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