2012/04/23

脳を創る読書



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電子書籍化が進む今、やはり従来の「紙の本」がよいのか、
それとも、時代の当然の要請として「電子書籍」がよいのか。
これについては、意見が分かれるところである。
本書では、『言語脳科学』の第一人者が、その問いに学究的な視点から真摯に答えている。
脳の特性と不思議を説き、読書が脳に与える影響に言及しつつ、実際に
「紙の本」と「電子書籍」を使って読書した場合の脳の反応について解説する。
紙の本も電子書籍も、結局は「使う側」の意識がカギを握っているとしながらも、
著者が人にとっての「紙の本」の重要性を強調し、加えて、学校教育の一つの提案である
「電子教科書」について、その安易な移行に警鐘を鳴らす理由とは? 
紙の本」の風合い・質感・活字の存在感をこよなく愛する人も、「電子書籍」の簡便さに
魅了されている人も必読の、脳と読書の意外な関係。



脳を創る読書

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