(c)Nacasa & Partners Inc. / Courtesy of Fondation d’entreprise Hermes
山口晃が、過去、現在、未来の
東京の風景をメゾンエルメスに描く。
メゾンエルメス8階フォーラムでは、アートシーンで最も注目されている画家のひとりである山口晃の個展を5月13日まで開催中だ。展示されるのは、山口が東京藝術大学在学中より幾度となく描いてきた東京をモチーフにした作品群。過去、現在、未来の東京の風景を、独自の世界観で描き出している。
日本美術史と大和絵の深い造詣と、精緻な技術をもとに、独特の想像力とユーモアを持って日常と空想が混ざり合うような作風を確立してきた山口が描く東京とは──?
室町時代から江戸時代の「洛中洛外図」に触発された俯瞰図をはじめ、電柱のシリーズやノスタルジックな仕掛け小屋などによって立ち現れる東京の街並みは一見の価値あり。東京の街が、過去、現在、未来、時が幾重にも重なった不思議な姿で浮かびあがる。
近年は美術展のみならず、書籍や新聞挿絵、パブリックアートなどでも活躍の幅を広げている山口は、2011年には、NYのジャパン・ソサエティで開催された「Bye Bye Kitty!!!」展にも参加している。
「望郷―TOKIORE(I)MIX」山口 晃展
会場:メゾンエルメス 8Fフォーラム(東京都中央区銀座5-4-1)03-3569-3300
会期:?5月13日(日)
開館時間:11:00-20:00(月-土曜)、11:00-19:00(日曜)
※最終入場はいずれも閉館30分前
無休 入場無料
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