建造65年記念
第五福竜丸からラッキードラゴンへ
―核なき世界への航海を―
2012年5月3日―7月1日
第五福竜丸展示館および展示館前ひろば
木造船の寿命は15年から20年といわれます。世界大戦直後の食糧難の時代にうまれ、核兵器競争のなかで水爆実験に遭遇・被ばく、練習船を経て廃船、夢の島の展示館に納められて船齢65年を迎えた第五福竜丸。希少な木造船のあゆみをたどり、船を作った人びとの技、守った人びとの平和へのねがいを想起しながら、福竜丸の舳先を未来へ向けたいと思います。
〈核〉と向き合い第五福竜丸と出会った現代アーティスト・ヤノベケンジ氏の作品をとおして核・被ばくなき未来をみつめます。
◇建造65年記念…龍=ドラゴンに託した思い/船大工の技と仕事/表現されるラッキー・ドラゴン
◇第五福竜丸からラッキードラゴンへ…ヤノベケンジ氏の「ラッキードラゴン」作品、サン・チャイルド、アトムスーツ人形ほか
主催:公益財団法人第五福竜丸平和協会
後援:江東区
協力:京都造形芸術大学ウルトラファクトリー
福島県立美術館 松蔭浩之 近藤和船研究所
K2 上浦智宏(ubusuna) ほか
サン・チャイルド
魂の喜びを謳いあげる希望のモニュメント
3・11東日本大震災を受け
再生・復興してゆく人びとの心に
大きな夢と希望を与え続ける存在として、
その手に希望の光『太陽』を持つ
来たるべき未来像として、防護服を脱いでも生きてゆける
世界を希求する祈りとメッセージが込められている。
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