SIGHT Vol.52
総力特集:食べられないのか、住めないのか
──語られない内部被曝と除染の「本当」
3・11から1年3ヵ月。これで5号目の原発問題特集となるSIGHTは、福島において、いや福島においてだけでなく、日本において喫緊の、そして深刻な課題である「除染と内部被曝」を、今号のテーマとしました。放射性物質の除染は本当に可能なのか、不可能なのか、どのくらい有効なのか、または無効なのか。農産物・海産物など、食物からの内部被曝の問題は、今の日本においてどのくらい深刻な状況であるのか。その現実を知り、把握した上で、我々はどう考え、どう判断し、どう行動すればよいのか。それを考えるための特集です。医療、計測、調査等、現地で最前線で活動し続ける方々へのロング・インタヴュー7本で構成した特集、ぜひお読みください!
<インタヴュー>
今中哲二(京都大学原子炉実験所助教)
石田葉月(福島大学共生システム理工学類准教授)
植松光夫(東京大学大気海洋研究所准教授)
浦島充佳(東京慈恵会医科大学助教授)
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)
山内知也(神戸大学大学院海事科学研究科教授)
菊池誠(大阪大学大学院理学研究科教授)
1 件のコメント:
SIGHT 読みました。小児科医浦島充佳氏の”見えない放射能汚染の恐怖から子どもを守りながらも”、「震災後の厳しい状況の中で、みんなが自分の権利だけを主張せず、もう一度今後の日本をどう復興したらいいかということを国民全体で考える時期にきていると思う。」という考え方に大変共感しました。読み応えのある記事でした。何故、浦島氏が御用学者リストに載っているのかが、よくわかりません。。。by suzu
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