2012/08/13

精神と空間


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白井晟一 精神と空間

孤高の建築家、詩人建築家、あるいは哲人建築家や異才……。
前川國男や丹下健三と並ぶ近代建築家の巨匠と目されながらも、
白井晟一は神格化されてきたが故に謎の多い存在だった。
本書では造住宅建築浅草の善照寺、佐世保の親和銀行ほか、
代表的建築物を広く紹介するとともに、
図面、ドローイング、模型、書、エッセイなども収録。
孤高と謳われた白井晟一の幅広い足跡を辿り、創造の核に迫る好著。

白井晟一の「蹲る昏さ」(うずくまるくらさ)の起源をこそ、いま捜すべきではないか。
――磯崎新

■論考 磯崎新/白井昱磨/布野修司/松隈洋/谷内克聡
■実物大直筆設計図レプリカ(A全サイズポスター)付き

編集協力 畑中章宏
デザイン 白井昱摩 原拓郎


白井晟一 精神と空間

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