2012/10/18
日本の70年代 1968-1982
日本の70年代 1968-1982
学生運動の激化や大阪万博の熱狂など、1970年前後の日本は、熱い時代を迎えていました。同じ頃、様々な分野の表現者が大胆に交流しながら、芸術を根源から問い直そうとする動きが起こります。表現することを疑い、原点を探るような試みが多く現れました。同時に、万博に反対する反博や、権威と見なされた組織への反抗なども起こります。
時代の気分が大きく変化した70年代後半になると、原点から再出発するように絵画が復権します。軽やかで日常的なイラストレーションも多く見られるようになります。若者文化を取り上げる雑誌が次々と創刊され、セゾン文化と呼ばれる西武百貨店を中心としたデザインやコマーシャルの華やかさは、この時代を彩りました。
本展は、当館が開館した1982年までの15年間の時代の精神を、美術、デザイン、建築、写真、演劇、音楽、漫画などによって回顧しようとするものです。
埼玉県立近代美術館 http://momas.jp/
会期:2012.9.15土〜11.11日休館日:月曜日(9月17日、10月8日は開館)
開館時間:10:00〜17:30(入場は閉館の30分前まで)観覧料:一般1000円(800円)、大高生800円(640円)主催:埼玉県立近代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網
協力:JR東日本大宮支社、FM NACK5
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