ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家
Two Photographers : Robert Capa Centennial / Gerda Taro Retrospective
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2012/capataro/info.html
Collection of Yokohama Museum of Art
(c)ICP / Magnum Photos
2013年1月26日(土曜)から3月24日(日曜)まで
休館日:木曜日(ただし1月31日は開館)
開館時間:10時00分から18時00分まで(入館は17時30分まで)
会場:横浜美術館(〒220-0012 横浜市西区みなとみらい3-4-1)
主催:横浜美術館、朝日新聞社
企画監修(ゲルダ・タロー):ICP(国際写真センター、ニューヨーク)
後援:横浜市、NHK横浜放送局
特別協力:マグナム・フォト東京支社、CP+(シーピープラス)2013
協力:日本航空、みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン、FMヨコハマ、首都高速道路株式会社
観覧料:一般 1,100円/大・高校生 700円/中学生 400円/小学生以下 無料
世界で最も著名な写真家のひとり、「ロバート・キャパ」ことアンドレ・フリードマン(1913年生/1954年没)が生まれて今年で一世紀が経ちます。しかしこの「ロバート・キャパ」という名が、当初フリードマンとドイツ人女性ゲルダ・タロー(本名ゲルタ・ポホリレ、1910年生/1937年没)の二人によって創り出された架空の写真家であったという事実は、あまり知られていません。
1934年にパリで出会い意気投合した二人は、1936年春に「ロバート・キャパ」という架空の名を使って報道写真の撮影と売り込みをはじめます。仕事が軌道に乗りはじめてほどなく、フリードマン自身が「キャパ」に取ってかわり、タローも写真家として自立していきますが、その矢先の1937年、タローはスペイン内戦の取材中に命を落とします。タローの存在とその死は、キャパのその後の活動にも大きな影響をおよぼしたといわれています。
本展覧会は、キャパとタローそれぞれの写真作品による二つの「個展」で構成されます。死後50余年を経てなお絶大な人気を誇るロバート・キャパと、その陰でほとんど紹介されることのなかったゲルダ・タロー。約300点にのぼる豊富な写真作品と関連資料によって二人の生涯と活動の軌跡を辿りながら、両者の深いつながりと個性の違いを浮かび上がらせていきます。
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