ファインバーグ・コレクション展 ―江戸絵画の奇跡―
THE FLOWERING OF EDO PERIOD PAINTING:JAPANESE MASTERWORKS FROM THE FEINBERG COLLECTION
2013年5月21日(火)〜7月15日(月・祝)
※会期中展示替えがあります。前期:5月21日〜6月16日/後期:6月18日〜7月15日
江戸東京博物館
〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
http://edo-kiseki.jp/index.html
米国メリーランド州にあるファインバーグ・コレクションは、化学者であり実業家でもあったロバート・ファインバーグ氏が一代で蒐集した、江戸絵画を中心とする日本美術のコレクションです。
このコレクションの特徴は、狩野派や土佐派など官画派の保守的な作品がほとんど含まれず、江戸時代の民間画派の、自由で活気に満ちた肉筆画の作品が中心となっていることです。尾形光琳、酒井抱一らの琳派、池大雅、与謝蕪村、谷文晁らの文人画、円山応挙、呉春らの円山四条派、伊藤若冲、曽我蕭白らの奇想派、そして菱川師宣、飾北斎らの浮世絵など、内容は実に多彩です。また、いずれの作品も質が高く、全体として上品な雰囲気を持っていることも大きな特徴です。
0 件のコメント:
コメントを投稿