ニューシャネル
ニューシャネル
大竹伸朗 著
3年の歳月をかけ、ようやく刊行
大竹伸朗アートブックの決定版『ニューシャネル』
これほど手の込んだ造りの本は近年、あっただろうか。金、銀、蛍光色と特色をフルに用い、紙も多種多様で、「本」というよりも、もはや「作品」だ。日本を代表する現代美術の第一人者、大竹伸朗の作品の中でも特に人気の高いのが現代日本の原風景を題材とした「日本景/ジャパノラマ」シリーズ。本書は同シリーズをあまねく網羅し、その核心をなす「ニューシャネル」の作品タイトルを付与した、まさしく集大成版。再現不可能と言われたオリジナルの魅力に近づけるため特色をフルに用い、徹底的にこだわり抜いて、オフセット印刷の限界に挑戦している。
大竹伸朗(おおたけ・しんろう)
1955年、東京生まれ。
1980年武蔵野美術大学油絵学科卒業後、ニューペインティングの旗手として鮮烈デビュー。目に映るもの全てが題材でその創造力はすさまじく、写真、本、印刷物、音、オブジェ等を圧倒的な質、量で産み出している。
2006年、大回顧展『大竹伸朗 全景1955-2006』は総点数2000点あまりの作品を展示。
2009年、瀬戸内国際芸術祭にて香川県直島に銭湯『I ラブ(ハートマーク) 湯(アイラブゆ)』をオープン。
2012年は海外5カ国、2013年は四国の美術館4箇所で展覧会開催予定。
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