2013/12/18
木村伊兵衛のふたつの旅-琉球・秋田
写真歴史博物館 企画展
写真展「木村伊兵衛のふたつの旅-琉球・秋田」
フジフイルム スクエア写真歴史博物館では、スナップショットの名手として日本を代表する写真家の一人である、木村伊兵衛氏の写真展「木村伊兵衛のふたつの旅 - 琉球・秋田」を開催。毎日のようにライカを手に銀座や浅草を逍遥して興味を引く被写体を素早く写し撮る「スナップショットの名手」として知られた木村伊兵衛が、初めて未知の土地「琉球(沖縄)」を旅したのは昭和11年。時に木村は30代半ば、エキゾチックで夢のような世界で自らの写真の核のひとつをものにした。その後、戦争の時代を経て、昭和27年から最晩年に取り組んだ「秋田」では高度成長によって大きく変貌していく農村とそこに暮らす人びとのドキュメントを追求した。この写真展では木村伊兵衛にとって深い意義をもつ「琉球」と「秋田」の中から21点を展示。
木村 伊兵衛(きむら いへえ 1901-1974)プロフィール
1901年東京下谷生まれ。学生時代より写真に親しむ。昭和5年から花王石鹸広告部の嘱託。その頃からライカを使ったスナップショットを撮り始める。その後本格的に報道写真家として活動をはじめるも、戦時中に写真家として戦争に関わることになる。戦後、そのことで深く悩み報道写真から距離を置くこともあった。しかし、アンリ・カルティエ=ブレッソンの作品との出会いにより、報道写真の新たな可能性を模索始めた。
開催期間:2013年9月3日(火)〜2013年12月27日(金)
開館時間:10:00〜19:00(入館は18:50まで)
会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)写真歴史博物館
作品点数:21点 入場料:無料
主催:富士フイルム株式会社 企画:クレヴィス
http://fujifilmsquare.jp/index.html
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿