2014/01/26

独居老人スタイル

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独居老人スタイル
都築響一 著

あえて独居老人でいること。それは老いていくこの国で生きのびるための、きわめて有効なスタイルかもしれない。16人の魅力的な独居老人たちを取材・紹介する。


目次

片付けるってのは、消極的なことですよ。―秋山祐徳太子(アーティスト
早く壁にぶち当たりたいんです。―首くくり栲象(アクショニスト)
タバコと寿司屋と焼肉屋があれば、どこでもいいの!―鈴木惇子(スナック・ママ)
絵描きになるには毎日、家に居ればいいんだ。―美濃瓢吾(画家)
同年代の友達なんて、つまんないからひとりもいない!―水原和美(輸入用品雑貨店経営)
手伝ってくれるひとなんて、だれもいないんだよ。―田村修司(本宮映画劇場館主)
絵は病気なんですよ、つい飲んでしまうように、つい描いてしまう。―戸谷誠(画家)
なんにもしないでいられたら、それでいいんです。―ダダカン(アーティスト/ハプナー)
退屈しないよ、頭の中が休んでるヒマないからね―荻野ユキ子(早稲田松竹映画劇場お掃除担当)
やめちゃうのは学があるからだよ、学問がないから続いているの、それだけ。―新太郎(流し)
24時間ぜんぶ、自分のために使えるんやもん。―礒村遜彦(舶来居酒屋いそむら・主人)
電子書籍は野菜を直販するようなもんや、きたないけど売ってるんや―川崎ゆきお(漫画家)
歩くって、止まるのが少ないって書くんです。―プッチャリン(道化師)


独居老人スタイル (単行本)

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